定番のゴールドやプラチナ
ダイヤモンドネックレスに使用される地金として定番なのは、高級感のあるゴールドやプラチナです。
いずれも強い光沢を発し、他の金属では実現できない輝きを放つことができます。
ただゴールドとプラチナの両方とも、とても柔らかい金属なので、単体で使用すると地金としては耐久性に不安が残ります。
そのため銀や銅など他の金属と混ぜて、耐久性を高めることが多いです。
そして特にゴールドは、混ぜる金属によって色味が異なります。
オーソドックスなのは銀と銅を同量混ぜたイエローと呼ばれるもので、ゴールドらしい黄色い見た目になります。
その他にも銅の分量を多くしたピンク、銀や特殊金属であるパラジウムを多めに含ませたホワイトなどがあり、同じシルエットでも印象が大きく異なるダイヤモンドネックレスにすることができます。
また数あるダイヤモンドネックレスの中でも、ゴールドとプラチナを使ったものは価格が高くなりやすいです。
低コストかつ高機能性
ダイヤモンドネックレスは使用するダイヤモンド自体が高価なので、地金にゴールドやプラチナ高価な金属を使用してしまうと全体の費用が高くなってしまいがちです。
そこで選択肢として挙がるのは、シルバーやステンレスなどの金属です。
シルバーは加工がしやすく、価格がそこまで高くはありません。
使用していく内にくすんだり黒ずんだりするため、定期的に表面を磨くメンテナンスは欠かせませんが、ちゃんと磨けば独特の美しい光沢を演出可能です。
ステンレスは日常生活にも広く使用されている、錆びにくい金属です。
何らかの道具の材料として使用されるイメージが強いかもしれませんが、ダイヤモンドネックレスに用いることも可能です。
錆びにくいので光沢を維持しやすく、それでいて耐久性があります。
したがって幅広いシーンで心配なくダイヤモンドネックレスを着用したいのであれば、ステンレスが使用されたものを選択しても良いでしょう。
まとめ
ダイヤモンドネックレスに使用する地金は、ゴールドあるいはプラチナが定番です。
しかしその他にもいくつもの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
配合割合の異なる合金も含めれば、選択肢は無数にあると言っても過言ではないでしょう。
その中からどれを選ぶのかは、見た目と機能性で考えると良いです。
いずれも見た目だけではなく、種類ごとに耐久性やメンテナンスの必要性が違ってくるため、使用する場面に合わせることが大切です。