ダイヤモンドネックレス選びとなると悩みがちで、特に初めての場合だと迷ってしまいます。
しかし、地金やデザインと輝きの違いを知る知識を身につければ、自分用だけでなく大切な人に贈るダイヤモンドネックレス選びも難しくなくなります。
大事なのは基本的な知識をしっかりと頭に入れること、そして実際のダイヤモンドネックレス選びに結びつけることです。
ダイヤモンドネックレスはどれも同じ、そう考えている人はダイヤモンドという宝石の違いに目を向けていないだけです。
違いといえばネックレスの部分だけでもかなり種類が豊富ですし、違いの1つ1つに注目すれば魅力が分かるはずです。

ダイヤモンドネックレスの地金とは

ダイヤモンドネックレスの地金には、シルバーやゴールドにプラチナといった貴金属の名前が並びます。
シルバーはゴールドと並ぶ価値ある金属の1つで、定番の色で魅力的な輝きを特徴としています。
ただ、高純度のシルバーは使用する間に変色してしまうので、他の金属と合金として使ったり、コーティングが施されることが珍しくないです。
ゴールドは誰もが知る貴金属の代表で、独特の黄金色は他の金属には真似できない輝きです。
柔らかい金属なので純金よりも、シルバーと同様に合金やメッキの形で活用されることが多いです。
銀や銅と合わせたゴールドをイエローゴールドといって、名前の通り黄色み掛かった見た目です。
ホワイトゴールドはパラジウムを含む合金で、純金よりも白さが際立ちます。
ピンクゴールドは銅の割合が多いゴールドのことで、純金とも純銅ともまた違った、独特の魅力的な色味が特徴的です。
プラチナはシルバーと似ていますが、日本においては古くから白金と呼ばれ珍重されてきた希少金属です。
ダイヤモンドとの相性が良く、ダイヤの輝きを引き立てる金属ですから、ダイヤモンドネックレスに適しています。
日本ではプラチナの人気が根強いですから、大抵の宝飾店で取り扱いがあります。

ダイヤモンドネックレスのデザインの種類

ダイヤモンドネックレスのデザインは、長さによって大きく種類が分けられます。
比較的短い40cmくらいのものをチョーカー、プラス5cmでプリンセス、60cmほどになるとマチネと呼び名が変わります。
更に80cmでオペラ、100cmを超えるとロープと呼ばれます。
これはネックレス全般に共通する長さの呼び名で、ダイヤモンドネックレスの場合は石の輝きを見せる必要があることから短めの傾向です。
長さでいえばチョーカーに近く、長くてもプリンセスくらいに留まります。
形状によるデザインは、いわゆるCカンと呼ばれるパーツを組み合わせて作られるものが基本となります。
これを日本ではあずき、更に撚りが加えられたものを喜平と呼びます。
フィガロは異なる大きさのパーツを組み合わせるデザインで、首元の存在感が強くあらわれるのが特徴です。
ボールチェーンは説明不要ですが、文字通りボールを組み合わせたような形状の種類です。
他にも撚りが特徴的なスクリューチェーン、編み込みデザインのフォックステールチェーンもあります。
スクエア形状のパーツで構成されるベネチアンは、光を反射しやすく輝きに磨きが掛かるので、ダイヤモンドネックレスに最適とされます。

ダイヤモンドネックレスの輝き

ダイヤモンドネックレスは、石そのもの輝きだけではなく、ネックレスの輝きと石のカットの相乗的な働きによって最終的な輝きが決まります。
石は大きければ大きいほど強く輝く可能性がありますが、カット1つで大きく違ってくるのも確かです。
ラウンドブリリアントカットは58面体という複雑な方法で、面を多く取ることから名前のように輝きが増します。
研磨しながら仕上げられますから、ダイヤモンドネックレスに輝きを求めるならラウンドブリリアントカット一択でしょう。
オーバルブリリアントは楕円形のバリエーションで、より女性らしさが増す方向性のカット方法です。
マーキスブリリアントは比率で印象が大きく変わるのが特徴で、プリンセスは輝きが強いといわれています。
エメラルドカットは元々エメラルドに用いられていましたが、近年はダイヤモンドにも見られます。
形状がシンプルで石の魅力を引き出すような、他の方法とは違ったカットです。
涙のしずく型やハート型のカットもありますから、選択肢が豊富で自分の好みに合わせて選べます。
王道はブリリアント系でしょうが、それ以外のカットも異なるダイヤモンドネックレスの魅力を見せてくれます。

まとめ

ダイヤモンドネックレスの輝きは、地金とチェーンのデザイン、カットという要素によるところが大きいです。
地金はシルバーやゴールドなどの貴金属が定番ですが、ゴールドの合金も人気ですし、日本ではプラチナの人気が強いです。
チェーンもパーツの形状と組み合わせ方でかなり輝きに変化が生まれますし、カットは石の魅力を決定づける重要な加工です。
つまりいずれも重要性が高く軽視できない要素ですが、要点を押さえて違いを頭に入れてしまえば、初めてでもダイヤモンドネックレスを選ぶことができます。
とりあえず王道のプラチナとベネチアン、ブリリアントカットの組み合わせを選べばがっかりすることはないでしょう。

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